「今日も一日、タスクを消化するだけで終わってしまった」
「休みたいけれど、休んでいる時間がもったいない気がする」
毎日仕事を頑張り、ピラティスやダンスで自分磨きもしっかりこなす。そんな真面目で頑張り屋な30代の女性ほど、ふとした瞬間に「休むことへの罪悪感」を感じてしまうことがあります。
「寝ても疲れが取れない」。
そう感じるなら、それは休み方が少しズレているのかもしれません。
休み方を間違えると、せっかくの睡眠時間も、頑張りを支える回復につながりません。
この記事では、頑張りすぎてしまうあなたが、罪悪感を手放して「本当に回復するためのヒント」をお届けします。
【この記事でわかること】
- なぜ30代に「整う時間」が不可欠なのか
- 海外生活で気づいた「環境」と「回復」の関係
- 今日からできる3つの「自分を労る」アクション
本題に入る前に、私たち「Recovery Lab」が大切にしている言葉を、ひとつだけ共有させてください。
「整う時間」とは、頑張り続けてプラスに振れすぎた心と身体を、無理のない“ゼロの状態”に戻すための時間です。
そして「自分を労る」とは、単なる気持ちの問題ではなく、明日をより良くするための「日々の選択と行動」です。
それでは、具体的な整え方を見ていきましょう。
忙しい30代女性に「整う時間」が絶対に必要な理由
20代の頃は、多少無理をしても一晩ぐっすり眠ればリセットできていた気がしませんか?
しかし、30代に入ると少し様子が変わってきます。
ただ寝るだけでは疲れが取れない、30代の身体の変化
仕事の責任や、ライフステージの変化。30代は身体だけでなく、頭がフル回転する「脳の疲労」も溜まりやすい時期です。
特に、運動習慣がある方は要注意。「動いているから健康」と安心しがちですが、仕事の精神疲労も重なると、身体は想像以上に深い回復を求めています。
スマホ脳が招く「休んでいるつもり」の緊張状態
専門的な言葉で言えば、これは「自律神経」のバランスが関係しています。
日中は「交感神経(アクセル)」が全開の状態。本来なら夜は「副交感神経(ブレーキ)」へ切り替わるべきですが、スマホを見たり段取りを考えたりしていると、アクセルが踏まれたままになります。
この状態では、長く寝ても、身体はうまく休めません。
意識的にスイッチを切る時間を作らないと、心からの休息はなかなか訪れてくれません。
※「なんで私だけこんなに疲れるの?」その原因を知るだけで、対策はずっと楽になります。自律神経の仕組みは、別記事で詳しく解説しています。
「自分を労る」とは? 私が海外生活で痛感した環境づくりの大切さ
「自分を労る」と言われても、具体的に何をすればいいかわからない方も多いはず。
エステなどのご褒美も素敵ですが、Recovery Labが提案するのは、もっと日常的な「環境を整えること」です。
ここで少し、筆者である私の体験をお話しさせてください。
【体験談】マレーシアの暑さと睡眠の悩み
私は現在、マレーシアという常夏の国で暮らしています。
日本の真夏と同じ高温多湿な環境です。移住当初、「暑いから」とエアコンをつけて寝ていました。すると明け方に冷えすぎて目が覚める。温度を変えると、今度はじっとりした汗で不快になる……。
「たっぷり時間はあったはずなのに、なんだか寝た気がしない」
「朝起きた瞬間から、身体がどんより重い」
そんな熟睡感のない朝が続きました。「環境」が体に与えるストレスを甘く見ていたのです。
「着るもの」を変えるという選択
そこで私は、思い切って「寝るときに着るもの」を見直しました。それまでは「部屋着のTシャツ」でしたが、吸湿性と肌触りにこだわったパジャマ(リカバリーウェア)に変えてみたのです。
すると、驚くほど変化がありました。エアコンの設定は同じなのに、変な冷えや、汗のベタつきで起きることが激減したのです。
この体験で気づきました。
「自分を労る」とは、頑張れる自分をつくるために、心地よさを後回しにしない選択なのだと。
今日からできる、罪悪感なしで「自分を労る」3つの具体的なアクション
特別な道具や、まとまった時間は必要ありません。
忙しい日々の隙間でできる、自分への「投資」としての小さな習慣をご紹介します。
① 「着る環境」を変えてスイッチを切る
私の体験のように、「肌に触れるもの」を変えることは、最も手軽で効果的なリセット方法です。
帰宅後や入浴後に、身体を締め付けないリカバリーウェアに着替える。
この行動自体が、脳への「お休みモード開始」の合図になります。選ぶときのポイントは、この2つだけです。
- 背中やウエストにゴムの締め付けがないもの
- 寝返りを打っても突っ張らない設計のもの
これらを選ぶだけで、睡眠中の身体の緊張がほどけやすくなります。一般医療機器として届出されているウェアの中には、遠赤外線作用などにより血行促進が期待でき、疲労回復をサポートするものもあります。
※「高い買い物だから失敗したくない」。そんな方のために、素材や形状で後悔しない選び方をこちらの記事で解説しています。
(→ リカバリーウェア選び方記事)
② 「やらないこと」を決める勇気を持つ
これは私自身の反省でもあるのですが、忙しいとつい「家でも少しだけメールチェックを……」と仕事をしてしまいがちです。
以前の私は、夜遅くまでパソコンに向かうことが「頑張り」だと思っていました。でも、夜ふかしをした次の日は、間違いなくパフォーマンスが落ちていました。
「夜〇〇時以降は、仕事をしない」
「今日は家事を完璧にしなくていい」
そうやって「やらないこと」を決め、「空白の時間」を作る勇気を持ってください。その空白こそが、あなたのエネルギーを充電するタンクになります。
※「明日の朝、スッキリ目覚めたい」と思ったら、まずは寝室の環境から。具体的な整え方を別記事でまとめています。
(→ 睡眠環境の整え方記事)
③ 「呼吸」で自律神経を整える
ピラティスやダンスをされている方なら、呼吸の重要性はご存知ですよね。
寝る前の1分間、ベッドの上で「吐く息」に意識を向けた深呼吸を行ってみてください。
難しい呼吸法は必要ありません。数を数えながら、ゆっくり行うだけで十分です。
- 仰向けになり、力を抜く
- 鼻から4秒かけて吸う
- 口から8秒かけて、細く長く吐き切る
これを数回繰り返すだけで、高ぶっていた交感神経が落ち着き、深い眠りへの準備が整います。
まとめ:明日、もっと動ける自分になるために
私たちRecovery Labが伝えたいのは、単なるグッズ紹介や健康法ではありません。
「自分の身体を大切に扱うことこそが、最高のパフォーマンスを生む」というマインドセットです。
自分を労ることは、決して甘えではありません。
しっかり休み、整える時間を持つからこそ、あなたは明日また笑顔で仕事ができ、美しくダンスを踊り、周りの人に優しくなれるのです。
「休む」とは、立ち止まることではなく、明日さらに高く飛ぶための助走です。
まずは今夜、頑張った自分の身体に「お疲れ様」と声をかけ、心地よい素材で包んであげてください。
あなたの明日が、今日よりもっと軽やかでありますように。
