週末、泥のように眠ったはずなのに、月曜日の朝、体が鉛のように重い……。
そんな経験はありませんか?
「30代に入ってから、体力の回復が遅くなった気がする」
「ピラティスやダンスで運動もしているし、食事にも気を使っている。なのに、なんとなくダルい」
これは、筆者である私自身が最近まで抱えていた切実な悩みでもあります。
現在、私はマレーシアで生活していますが、気候は違えど、忙しい日々の中で「休むこと」の難しさに直面するのは日本にいた頃と同じです。
実はその不調、あなたが良かれと思って続けている習慣が、逆に疲れを溜め込む原因になっていること、意外と多いんです。
今回はRecovery Labの専属ライターとして、多くの人が陥りがちなNG行動と、本当に体を整えるための「引き算のケア」についてお話しします。
実は逆効果?「隠れ疲労」を招く3つのNG習慣
平日は仕事に家事に追われている分、「休日こそは!」と意気込んで休養をとろうとしますよね。
しかし、その努力の方向性が少しズレているだけで、自律神経には大きな負担がかかってしまいます。まずは代表的な3つのパターンをチェックしてみましょう。
1. 【寝だめ】体内時計を乱す「疲れが抜けない習慣」の代表格
「平日は6時間しか眠れないから、休日は10時間寝よう」
いわゆる「寝だめ」ですが、実は体の仕組み的に、寝だめはうまくいかないと言われています。
休日だけ極端に睡眠時間を変えると、体内時計のリズムが崩れやすくなってしまうからです。
平日と休日で起床時間が2時間以上ズレると、脳が「ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ボケ)」という状態に陥りやすいとされています。
私にも覚えがあります。
金曜の夜につい夜更かしをして土曜の昼まで爆睡……というパターンもあれば、「いつもの時間に一度目が覚めるけれど、『今日は休みだ!』という開放感から、あえて二度寝をする」というパターン。
あの二度寝の瞬間、たまらなく幸せなんですよね。布団の心地よさに包まれて、意識がとろけていく感覚。
でも、結局お昼過ぎにのっそりと起き上がった時、どうでしょうか?
頭が重かったり、妙なダルさが残っていたりしませんか? 私の場合、スッキリするどころか、逆に体が重くなり、貴重な休日を無駄にしてしまったような罪悪感に襲われることが多々ありました。
2. 【脳疲労】休んでいるつもりで「脳」を酷使する間違った休み方
「今日は家で一歩も動かないぞ」と決めてソファでゴロゴロ。体は休まっていますが、目と脳はどうでしょう?
私は映画やドラマが大好きで、休日はついNetflixを一気見してしまいます。また最近では、スマホでChatGPTと延々と会話をしてしまうことも。気になっていることを調べたり、アイデア出しの壁打ちをしてもらったりしていると、気づけば数時間が経過しています。
楽しい時間ではあるのですが、終わった後に感じるのは「目の奥のズシンとした重さ」と「情報の消化不良感」。
スマホやPCの画面から入る膨大な情報は、脳(特に視覚野・前頭葉)にとって大きな負荷になります。体は動いていなくても、脳はずっとフルマラソンを走っているような状態なのです。これでは、本当の意味での「休息」にはなりません。
3. 【頑張るケア】寝る直前の「熱いお風呂・激しい運動」
「疲れをとるには汗をかかなきゃ!」と思い込み、寝る直前に42℃以上の熱いお風呂に入ったり、激しい筋トレをしたりしていませんか?
これらは「交感神経(興奮モード)」を急激に高める行動です。
その後、スムーズに副交感神経(リラックスモード)に切り替われば良いのですが、寝る直前だと体が興奮したまま布団に入ることになり、睡眠の質を下げてしまうことがあります。「健康のための努力」が、皮肉にもリカバリーの邪魔をしてしまっていることがあるのです。
環境の落とし穴:日本の夏と似ている「南国・マレーシア」で気づいたこと
生活習慣だけでなく、「環境」も疲労の大きな要因です。
私が住むマレーシアは常夏ですが、実は日本の夏の環境とよく似た「疲れの落とし穴」があります。
冷房による「寒暖差疲労」という見えない敵
マレーシアの外気温は30℃を超えますが、一歩室内に入ると、ショッピングモールもオフィスも「冷蔵庫か?」と思うほど冷房が効いています。
設定温度が低すぎることもありますし、飲食店などで冷たい風が体に直接当たり続けて、芯まで冷え切ってしまうこともしばしば。
外に出れば灼熱、中に入れば極寒。この激しい温度差に対応するために、体の体温調整機能(自律神経)はフル稼働し続けています。これを「寒暖差疲労」と呼ぶそうです。
日本の夏も同じですよね。猛暑の屋外から冷房の効いた電車やオフィスへ。この繰り返しが、気づかないうちに「何もしていないのに疲れる」という状態を作り出しているのです。
Recovery Labが提唱する「やらない回復」とは
ここまで、さまざまな「疲れの原因」を見てきました。では、どうすれば本当に疲れを抜くことができるのでしょうか。ここでRecovery Labが大切にしている考え方をお伝えします。
「やらない回復」=「回復の邪魔を、先にやめる」
私たちは疲れている時ほど、「運動しなきゃ」「栄養ドリンクを飲まなきゃ」「エステに行かなきゃ」と、何かをプラスしようとしがちです。
しかし、疲労困憊の体にとって、新しい刺激はストレスになることもあります。
疲労には、軽い運動で血流を促したほうが良い「青色の疲労(精神的疲労など)」と、完全に休養が必要な「赤色の疲労(肉体的・過度な疲労)」があると言われています。
もしあなたが「ダルくて動きたくない」と感じているなら、頑張る前に、まずは負担を降ろしてあげましょう。
- スマホを別の部屋に置く
- 照明を少し落とす
- ただ、ボーッとする
何もしない時間は、生産性がないように思えるかもしれません。しかし、脳を情報の洪水から守り、自律神経を休ませるためには、この「空白の時間」こそが最も贅沢な薬になります。
着るだけで整う「リカバリーウェア」という選択肢
「回復の邪魔を、先にやめる」をより効果的にサポートし、環境ストレスから身を守るツールとして、リカバリーウェアを活用するのも一つの方法です。
一般医療機器としての機能と、守られている安心感
リカバリーウェアの中には、「一般医療機器」として届け出されている製品があります。これらは着用することによる遠赤外線作用などで、以下のような働きが期待できる製品もあります。
- 血行促進のサポート
- 筋肉のハリ・こりの緩和をサポート
- 疲労回復のサポート
(※着用による効果・使用感には個人差があります)
私も実際に愛用していますが、機能性はもちろんのこと、初めて袖を通した時の感覚は今でも覚えています。
特に長袖のタイプを着た時、ふんわりとした生地に肌が包み込まれて、「守られている」ような安心感がありました。
締め付けがなく、肌触りがとにかく優しい。
着替えた瞬間に、体の中から「ふぅっ」と息が漏れて、オンからオフへスイッチが切り替わる感覚。「あ、もう今日は頑張らなくていいんだ」と体が理解するような、そんな体験でした。
努力も我慢もいりません。ただ「着替える」だけ。
忙しい私たちが生活に取り入れやすい、究極の「引き算ケア」と言えるのではないでしょうか。
まとめ
「休むこと」は、決してサボることではありません。
明日のパフォーマンスを輝かせるための、大切な準備時間です。
- 休日の起床時間を平日と揃えてみる(二度寝は15分だけ!)
- スマホを置いて、脳を休ませる時間を作る
- 肌触りの良いウェアに包まれて、体を守ってあげる
まずは今週末、どれか一つだけ「疲れが抜けない習慣」を手放してみませんか?
Recovery Labは、頑張るあなたの「何もしない時間」を全力で肯定し、応援しています。
